こんにちは、ゆうです。
4月、新年度のスタートですね!私も一つ学年が上がって最高学年としてのスタートです。
こちらのお店の掲げるテーマは「珈琲と福祉」。
ハンディキャップのあるバリスタや焙煎士が活躍する焙煎所なんです。
私が訪れたときはスタッフさんが集まってハンドピックやカッピングをしているタイミングでした。
写真撮影は控えめに、テイクアウトでブレンドコーヒーを注文。
オーダーが入ると一人のバリスタさんが名前を呼ばれてカウンターに立ち、ハンドドリップでコーヒーを抽出してくれます。
真剣なまなざしと一つひとつの丁寧な所作に、私自身も一人のコーヒーに携わる者として刺激を受けました。
後からのぞいたウェブサイトに書いてあるコンセプトにも感動。
ブレンドコーヒーの紹介にはこんな文章が。
人間と同じで豆にも銘柄ごとの個性があります。私達は複数の豆を組み合わせることで、豆固有の個性を引き出し、
一方で足らない部分を補いあうことで多様な味づくりができる“ブレンド”という手法を選択しています。
多様な個性を活かし、欠点を補い合いながらひとつのチームとして機能するという世界観は
「ソーシャル グッド ロースターズ」の価値観の根底でもあります。
足らない部分を補い合い、良い部分を活かしあう。
ブレンドされておいしさが引き立つコーヒーのように、人々も手を取り合って一緒に輝ける。
私も日々そんなことを考えているので、それが一つの場としてそこにあることが何とも言えない感動でした。
もう一つ、ウェブサイトを覗いて面白いな~と思ったことはロゴマークの鳥について。
シンボルマークのハシビロコウは「動かない鳥」として有名で、珈琲の生産国であるエチオピアの国鳥でもあります。
人が自分の意思で成長するまでには時間がかかります。
このシンボルは1人1人のペースにあわせて「動かずに待つ」という私達のスタンスを表現しています。
鳥言葉は「不器用」。
ハシビロコウってエチオピアの国鳥だったの!って驚きもさることながら(笑)、このアイコンに込められた想いが温かさに溢れていて、じーんときてしまいました。
世の中で浸透してきている”Social Good“というキーワード。一般的には「社会貢献に関する活動を支援・促進する取り組み」として知られています。
環境にやさしかったり、人にやさしかったり、貢献の形はいろいろ。
一杯のコーヒーのような、身の回りのちょっとしたことにもやさしさは込められているし、私たち自身が選択の過程を通してやさしさを込めることもできるのかな、なんてことを思いました。
コーヒーのある心豊かな暮らしのために自分に何ができるのか、日々考えていたいですね!
それでは今週も素敵な週末を:)
ゆう。