アースデイのはなし。
こんにちは、ゆうです。
一日遅れての更新となり、すみませんm(_ _)m
突然ですが、今週の木曜日、4月22日は何の日だったかご存知ですか?
答えは本記事のタイトルを見ての通り「アースデイ」。みんなで地球環境について考えようよ!っていう記念日です。
私自身もコーヒーに関わり始めてから地球環境について強く意識を向けるようになりました。
前回のコーヒーコンポストの記事も然りですが、コーヒー周りでは環境保護に対する取り組みを行っている企業やお店さんが多いですよね!
コーヒーの世界では「コーヒー2050年問題」ということが叫ばれています。
気候変動によって2050年までにコーヒーの栽培ができる地域が現在の50%にまで減少してしまうという問題です。
コーヒーって暑い地域で育つイメージですし、地球温暖化でなんでそんなに減っちゃうの?と思われる方も多いのではないでしょうか?
なぜ温暖化した地球でコーヒーが危機に直面するのか、その理由と私たちが地球とコーヒーの未来のために取り組めることをご紹介します!
暑いだけじゃ育たない、栽培地域の条件
ざっくりと北緯25度から南緯25度の間の赤道付近、熱帯地域を指します。
こういう風に聞くと間違いなく暑いエリアなんですが、この熱帯地域ならどこでも栽培できるってわけではないんです。
栽培地域のもう一つの共通点、それは「標高が高く、一日の気温差が大きいこと」。
そう、暑さはもちろん、朝夜には気温が十分に下がることが必要なんです。
日差しと湿度も大敵!
暑いところで太陽さんさんの元育つと思いきや、実は直射日光を避けることがおいしいコーヒーをつくるためには必要なんです。
直接日光を浴びすぎると葉が日焼けして、果実部分が生育不良になってしまいます。
日陰を作るための手法としてよく知られているのは、シェードツリー。コーヒーノキよりも背が高く伸びる木を周辺に植えて、日陰を作るということをしています。
そしてもう一つの大きな敵が「湿度」。じめじめと湿度の高い状態が続くとコーヒーノキが「さび病」に感染してしまうんです。
もっとも栽培への影響が大きい病害とも言われており、これに感染すると木が光合成の機能をなくして枯れてしまいます。
地球温暖化に伴う気候変動が続くと、コーヒーが育つのに最適な日陰のできていた高地の環境も変わってしまうんです。
これらの問題から生まれる影響は?
温暖化が進むことによって、コーヒーを作ることが難しくなることがお分かりいただけたでしょうか?
「難しくなる」ことによって生まれる変化は2つ。
一つは生産地の減少、もう一つは生産者の減少です。
「手間はかかるのに安定して生産ができない」という状況になれば、誰だってなかなかコーヒーを作ってやる!なんて思いませんよね。
そうなればコーヒーはどんどん価格が高騰し、毎日飲めるようなものではなくなってしまうかもしれない…
そんなの絶対いや!!!
なので私も(りぶも)環境負荷を小さくするために少しずつながらアクションを起こしています。
地球とコーヒーの未来のために、私たちができること
私が特に気にかけているのは「ごみを出来るだけ減らすこと」。
水筒やタンブラーを持ち歩いてペットボトルを買わないように気を付けています。
最近はマイボトルに給水できるところも多いですし、一つ持ち歩いていればペットボトルを買わなくても事足ります。
そしてこれはごみを減らす以外にもメリットが。近頃、マイタンブラーを持参すると値引きしてもらえるお店がとっても増えています。
私もいろんなところでお値引きしてもらってます(笑)。
あとは自分のお気に入りのタンブラーを持ち歩くのはやっぱりテンション上がりますよね!片手に持ってお散歩したくなる感じ。
…とまぁこんな風にカジュアルな入り口からほんの少し習慣を変えてみるのもいいのかな、なんて思っています。
結果としてマイバッグのように「マイタンブラー」を持つのが多くの人の「当たり前」になっていったらかなりのごみが減らせそうな気がしませんか?
こんな風に身近なところから少しずつアクションを起こしていきたいですね!
2050年もその先も、笑ってコーヒーを作って、淹れて、飲むことが出来るように。
私も自らの習慣を常にアップデートしていけたらなと思います!!
それでは、素敵な週末をお過ごしください:)
ゆう。

Today's coffee
ONIBUS COFFEE
Guatemala
新宿の駅中に見つけたオアシス!
サクッと買えるのに浅煎りらしい甘さがしっかりあって、朝の忙しい時間に最高です!