こんにちは、ゆうです。
3月最後の更新日となってしまいました!早い!
まだまだ始まったばかりのつたないブログですが、お付き合いいただきありがとうございます:)
今回は週後半に目にした「スエズ運河でのコンテナ船座礁」のニュースから。
※参考記事はこちら:
–スエズ運河コンテナ船座礁 復旧作業続く 物流遅れ懸念高まる(NHK)
–スエズ運河の座礁船、所有会社が謝罪 離礁は「困難極める」と(BBC NEWS JAPAN)
アフリカエリアだしどうなっちゃうかな、と思っていたらこんな記事も出ていました。
→ インスタントコーヒーにも影響波及か、スエズ運河のコンテナ船座礁(Bloomberg)
コーヒーってワードが絡むだけで気になってしまう私、、苦笑。
日本の会社がこの件に関して謝罪もしているらしいですが、一体何が起こっているのか?
そもそもスエズ運河って?
スエズ運河とは、地中海と紅海を人工的に繋いで海運を便利にした運河のこと。国で言うとエジプトにあります。
これが開通したことによって、アフリカ大陸をぐるっと回らずとも、海運でアフリカとヨーロッパを行き来できるようになったんですね。
開通したのは1869年。日本が明治時代になりたての頃に、海と海を繋いじゃう大運河を人間が作ったと思うとすごい話だなぁと思います。
このスエズ運河、もちろん現在も貿易船がたくさん通過する場所。世界貿易の船のおよそ12%がスエズ運河を通過して、様々な国に届けられているそうです。
今何が起きてる?
愛媛県の会社・正栄汽船が所有するコンテナ船が座礁し、スエズ運河をふさいでしまったんです。
写真で見てみると驚きますが、船が運河に突っかかったような形になったような状態です。
これによって多くの船が運河を通過できずに、貿易船の大渋滞が起こっています。
コーヒーへの影響は?
Bloombergの記事によるとコーヒー界的には、ヨーロッパ諸国が輸入しているアフリカ及びアジア産のロブスタ種がこの大渋滞に巻き込まれているのだとか。
ロブスタ種とは主にインスタントコーヒーに使われる豆の品種。とはいっても、だからインスタントコーヒーが値上がりしちゃう!とかそんな可能性はかなり低いと思われます。
だって先述の通り世界の貿易船の12%もが通っている運河。それが塞がってしまえばコーヒーに限らずあらゆる市場に影響はあるわけで。
よっぽどエネルギー商材への影響の方が大きそうな気がします。
まとめると…
・日本の会社の船がスエズ運河で座礁した
・運河が遮断されて大渋滞発生中
・いろんな品物がヨーロッパになかなか届かず
・コーヒーも然りだが、この事故が直接の原因となって品薄値上がりとかになることはなさそう
って感じでしょうかね!
影響ないならあえて取り上げなくても、、って思われるかもしれませんが(笑)。
コーヒーの一つの旅路が大変なことになっているのは事実。日本から遠く離れた海の上を渡って私たちの手元にコーヒーが届くこと、忘れずにいたいなと思うわたしでした!
それでは、3月最後、素敵な週末を!
ゆう。