コーヒーコンパスのはなし。
こんにちは、ゆうです。
今週もDaily Coffee News紹介されていた記事からニュースをお届け。
日本人にはあまり馴染みもないし、想像もしにくいと思いますが…。あえて取り上げてみます。
「Caravela Coffeeがコーヒー農家のための“コーヒーコンパス”なるものを作ったよ!」というニュース。
(元記事はこちらから)
Caravela Coffeeはラテンアメリカのコーヒー生豆の輸出入を担う会社。
農家さんの生産技術のサポートや教育も行いながら、生産者さんと共に品質向上を目指しているチームです。
手間のかかると言われているコーヒー栽培。
枝葉の面倒を見たり、花の付きの様子を見たり、日のあたりを調節したり…とにかく手のかかる植物なんです!
その栽培プロセスの管理を可視化してわかりやすくしようと作られたのがこのコーヒーコンパス。
(ぜひリンク先の画像でものを見てみてください!)
月ごと、週ごとにコーヒーに対してどんな世話をすればいいのかがガイドされています。
内側にはコーヒーチェリーの写真もついていて、○週でこれくらいになるんだ~っていうのが分かりやすいようになってます。
(個人的にはこのチェリーがかわいくて愛おしくてたまらない。)
いやただの栽培カレンダーじゃん、と思いがちですが、このコンパスの最大の特徴は「コンパス」であること。
コーヒーの花の満開を示す赤い針を円の外側のタイムラインに合わせると、ここから○週間は何をする時期だよ~という指標になるんです。
栽培地域によって開花時期や収穫時期が大きく異なるコーヒーだからこそ、「1月はこれをして、2月はあれをして」という表現ではなく、
「開花1か月後はこうして、さらに2週間経ったらああして」という風に起点を変えられる表現が必要なんですね。
そしてもう一つ、コンパスたるゆえんが記事内で語られていました。
“Even though most people might think it all ends with the picked cherry, coffee is a perennial crop, so the cycle never ends,”
(Daily Coffee News, “Caravela Coffee Launches Coffee Compass for Farm Operations” より引用)
「チェリーを収穫したら終わりって思われがちだけど、コーヒーって一度植え付けたら永年収穫できる作物。だから栽培のサイクルが終わることはない。」
あぁ、かっこいい…。
これからもおいしいコーヒーが作り続けられるように、このサイクルが止めないようにする責任が私たち消費者側にもあるんだろうな、
とそんなことを考えてしまいました。
個人的に生産地のことやそこの環境のことなどに対してはとっても関心が強いので、これからも調べつつ紹介していきたいと思います!
考えながら思いついたことを書き連ねた感じになってしまいましたが、、気になる方はコーヒーコンパス、画像だけでも見てみてください:)
いつものコーヒーにより愛着が湧くかもしれませんよ!
それでは今週も素敵な週末を♪
ゆう。

Today's coffee
PLACE COFFEE
Guatemala
暖かくなってきたのでアイスで!
浅煎りのアイスドリップはとってもスッキリしててごくごく飲めちゃう。